2016. 11. 12 配信分

Vol.16  人が人のために想うこと

こんにちは。merge店長tacoです。

すっかりご無沙汰してしまいました。


季節はすっかり冬ですね。

12月初旬から開催される
神戸ルミナリエの準備も着々と進んでいます。


最近の私はと言うと
先日、子どもの誕生日に
書店で児童書を数冊買いました。

うちの子どもは
暇さえあれば親のスマホを略奪しては
ゲームをしたりYou tubeを視聴…

こんなんじゃ、
想像力や感受性が豊かになる訳がない!
と、日ごろから危機感を感じていて、

やっぱり読書って大切だよなぁと思い、
読書嫌いな子どもが
面白いと思えるような本ってどんな本だろう
と探してたら、

こっちが楽しくなってきてしまい・・・


児童書なので
パラパラっとめくるだけで
あらすじがすぐに分かるから、

背表紙のタイトルで気になったものを
最初の2、3ページをめくって

文字の大きさ、
挿絵のタッチや挿入の割合などを
確認しながら、

それぞれの個性に合った本を選ぼうと思って
最終的に私が選んだ本は・・・


■小1のじゃじゃ馬娘に

キナコ
http://bookmeter.com/b/4569785077


■小3のちょっと変わり者の息子には

はれときどきぶた
http://bookmeter.com/b/4265916139


■扱いがだんだん難しくなってきた中1の息子に

ぼくが弟にしたこと
http://bookmeter.com/b/4652201311


自分が読みたい本を探すことより
誰かのために本を選ぶのって案外楽しくって、
これはバイヤーの仕事と似てるなぁと
思ったんですよね。


インターネットで検索するのではなく、
ジュンク堂の書棚にぎっしりと並んだ中から
読み手の人柄にマッチする1冊を選ぶ作業は、


日ごろのバイイングの仕事と
とても似ていると思ったのでした。



北海道のいわた書店さんをご存知ですか?

「一万円選書」というサービスが話題で

ひとり一人に合ったおすすめの本を
岩田さんが選んで下さるのだそうです。


■いわた書店さんについて
https://goo.gl/uC9pZ3

何でもかんでもインターネットさえあれば
自分の欲しいものが見つかり、
世の中がどんなに便利になっても、

人が人のために想うこと。

っていいな、と改めて思います。


岩田さんの品揃えに対しての考え方も
とても好きで、


放っておいても売れていく
話題書ばかりを並べるのではなく
埋もれてしまっている面白い本を紹介したい。

そんな、店主の意思ある品揃えを
一度見に行ってみたいと思うものです。


mergeも、そういう方向性を
目指して行きたいと思っています。



では、素敵な週末をお過ごしくださいませ。
Have a nice weekend!!




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